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「私が表紙のサプリメント『箱庭の物語』が無事に発売ですわ♪」
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「いつまでも浮かれてんじゃないわよ! ルール調整はどーなってるワケ!?」
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「やれやれ。1ヶ月といくらか、空いてしまったねぇ(ため息)」
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「ううっ、また他の作業もいろいろありましてっ」(あせあせ)
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「言い訳はいいから、ちゃんと進めなさいよ。残りはかなり、核心的な部分なんでしょ?」
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「は、はいー。それだけに、なかなかっ……」
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「言い訳すんじゃないって言ってるでしょ!」
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「ひうっ」
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「ほらほら、まだ今回の分も始まってないのに喧嘩するもんじゃないよ」(なでなで)
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「うう」(えぐえぐ)
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「甘やかしてないで、サクサク進めてよ。終わらせて次のを、きちっとさせましょ」
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「ま、そうだね。次のサプリメントやリプレイのためにも、さっさと始めるとしようか」
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「は、はひっ」(ずびーっ)
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「じゃー、最初の質問よ。3レベル変異パーツ【よぶんなあたま】や【たからもの:小さなアンデッド】に個別の人格を持たせていーの? 人格あったら未練の対象にしてもいーわよねぇ?」
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「ふぇっ? え、ええーと、それは各NCの判断によるとしか……」
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「しかし、ルールブック33ページで『一個体の中には常に一個の自我のみ』と書いているようだが。【よぶんなあたま】があっても同じ個体である以上、二つの人格はありえないんじゃないかな?」
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「あー、ホント。書いてあるわね」
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「ですのでっ、当人が二重人格だったり、単なる演技だったりってことが考えられますわっ。それと【つながれた体】でくっついているような、特殊な結合による一体化かもしれません〜」
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「別個体が共生体として体の主導権は得られない形で『あたま』が縫い合わされたり、単に置かれたり、道具的に持ち歩いていたり、自我の侵食を受けないよう処理されつつ埋め込まれているというわけかな」
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「え、えーっと、だいたいそういうことです!」
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(わかってないわね、コレ……)
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「ただ、こういった設定は、基本的にサヴァントでするべきですわ。NCは安易にドールの要求を呑むべきじゃありませんー!」
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「ふぅん。ボクが解体されたら頭はよろしくね」
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「はわっ? や、やですわ。そんなこと、約束できませんわよっ」
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(な、殴りたいわぁ……)
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「そ、それから【小さなアンデッド】の場合。仮に人格があっても、基本的に『たからものへの依存』に統合されちゃいますっ」
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「うん? しかし特殊な設定があったりした場合、他のドールにとっても未練の対象たりうることがあるんじゃないのかな」
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「そうね。家族とか恋人、かつてのペットが【小さなアンデッド】になってることもありえるでしょし」
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「は、はい。NCがそういった設定を予め決めているなら、その事実に気づいた時点で未練を獲得させてもいいと思いますっ」
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「で、そういった人格ある子の発言や演出は、NCがしてくれるのかな」
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「NCがシナリオで予め決めていたなら、NCがするべきですわ。けれど、PLの提案なら、言い出した方に行っていただくべきですっ」
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「ま、PLがしたいなら、ちゃんと覚悟してしなさいってことね」
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「ですわっ! NCはそういう提案を、安易に許可しちゃダメですっ」
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「OK。じゃー、次よ。ゴシックのスキル【暴食】で強化パーツを修復する時、同レベル以下で同系統の強化パーツに交換してもいいのかしら?」
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「ダメですー!」
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「え、どうして? 戦闘後の修復じゃ、普通に交換できるじゃない」
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「だ、だって、えっと、その」(チラッチラッ)
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「あー、うん。ボクが説明するよ(ため息)」
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「お願いしますぅ」(ぺこぺこ)
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「まず、強化パーツの『同レベルもしくはそれ未満のレベルの同系統強化パーツ』への『交換』は、エンドパートにおける〈戦闘後の修復〉ルールもしくは寵愛6点の消費により可能だ。これはいいかな?」
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「そーね。それぞれの項目にもルールで書いてあるわ」(読み読み)
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「後付けのようで申し訳ないが、『交換』と明記されていない限り、パーツの交換は行えないんだ。マニューバで『修復』する場合は、あくまで損傷していたパーツが、損傷状態から損傷前の状態に戻るということだよ」
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「ホントに後付けっぽいわねぇ」
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「い、言っておきますけど『損傷前の状態に戻る』ですからっ。1ターン1回しか使用できないパーツが、使用済みから使用前に戻ったりもしませんよっ」
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「でも、裏を返せば『交換』が明記されてれば『修復』のパーツでも『交換』できるわけね」
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「もっとも、戦闘中のマニューバの効果で『修復』に『交換』が記載されたものは、現時点では存在しないよ」
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「うう、戦闘の最中にルールブック見て交換とかされると、NCも他のPLさんも困りますからっ。今のところ登場の予定はありませんよぅ」
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「ま、そーね。戦闘が変に中断しちゃうと、セッションもダレちゃうわ」
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「そういうわけで、今のところ戦闘中の交換はできないんですっ」
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「アンタ、なんにも説明してなかったでしょーがっ」(げしっ)
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「ひんっ」
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「やれやれ。ちなみに、『戦闘後の修復』や『寵愛点による修復』は、同名同機能のパーツを獲得して『交換』しているものと扱うよ」
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「ややこしいわね……」
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「自力で再生したりしてるんじゃなくて、直接くっつけて結合してる感じですからっ。自身のパーツとも限りませんし……」
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「ああ、そういう意味で『交換』ね」
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「はいっ、ですからNCの方でシナリオの伏線を巡らせることも可能ですわ」
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「そういえばそうだね。たとえば?」
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[なくしたパーツを戦闘後の修復で付け替えたなら、倒した敵や味方のちぎれ飛んだものかもしれませんわ♪ 次のシナリオで、そのパーツを身につけていれば敵の台詞や演出が変わるかも」
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「ははぁ、敵の大事な人の腕だったりすると、腕に攻撃してこなくなったりするわけね」
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「黒いなぁ……ボクはつくづくNCには向かないね」
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「私だって向いてないっての。えーと、次はまた修復関連ね。バロックのスキル【業躯】は強化パーツも修復できるの?」
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「あ、はい。普通に修復できますー」
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「やはり『交換』はできないけれどね。『強化パーツも含む任意のパーツ』を修復できる、と見てほしいな」
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「いちおー聞くけど、【たからもの】も修復できるの?」
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「ええっと、以前のエラッタで『損傷時、所持パーツから取り除く』が付いてますから、その、もう修復対象には一切なりません〜」
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「武器や道具まで修復できるのは、かなり不思議だけれどね」
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「その場合は武器自体が壊れてなかったと考えてください〜。武器を使うための技術や細かなパーツが修復されたと見ていただければっ」
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「ふむ。まあ、ボクだって引き金を引く指がなくなってしまうと、銃は無事でもほとんど役立たずになってしまうだろうからね」
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「私の【鉄球鎖】も、重いだけに腕がちぎれかけてたら、振り回せないでしょーしね」
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「はい♪」
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(なんだか久しぶりに円満に回答が終わった気がするなぁ)
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「じゃあ、3レベル変異パーツ【よぶんなあし】についてだけど。効果にある「脚部パーツ」って、具体的にどのパーツのことなの?」
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「はいっ? きゃ、脚部のパーツのことですけどっ??」
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「だーッ! んなことわかってんのよ!」(げしっ)
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「や、やめてくださいーっ」
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「うん、まあ。これもボクが説明しようか。要するに『脚部に取り付けているパーツ』なのか『指定箇所が脚になっているパーツ』なのかってことだろうね」
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「そーそー、それよそれ!」
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「さ、先に言ってくださいぃ」
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「ここでは『脚部に取り付けているパーツ』は全て『脚部パーツ』と呼んでいるよ」
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「つまり、『任意』でも脚部に取り付けてればいいってこと?」
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「そうなるね。逆に指定箇所が『脚』でも、別の箇所に取り付けているなら『脚部パーツ』じゃないよ」
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「は? そんな取り付けできないでしょ。今後そういうスキルとかが出るかもってこと?」
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「あっ! い、いえ、そういう話じゃなくて」
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「何よ」
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「うん。サヴァントの場合は、作成時に箇所を気にしなくていいからね。【あし】や【仕込みブーツ】を頭に付けることだってできるわけだ」
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「ははぁ、でもその場合は『頭部パーツ』であって『脚部パーツ』じゃないってことね?」
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「ですからサヴァントに【よぶんなあし】を付けるなら『脚部』にパーツを集中させるべきですわね♪」
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「あれ? じゃあ、ホラーとかレギオンの場合はどうするの? 全部『脚』扱いでいいとか?」
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「いえ、ホラーやレギオンは元々、【よぶんなあし】を取り付けられませんの」
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「どーしてよ。3レベルパーツだって普通に獲得できるでしょ?」
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「ルールブックの138ページ『パーツ獲得レート表』の3番目の注意にある通り、ホラーやレギオン如きでは『効果で自身の箇所に関するパーツ』を獲得できないのですっ」
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「…………」(ごすっ!)
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「ひん!」
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「いきなり暴力を振るうのはいただけないな。今回の説明は別に間違っていなかったろう」
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「うるさいわね。なんとなくよ」
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「ひ、ひどい……」
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「…………」
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「さー、さっさと次行くわよ! マニューバの効果を解決中かつ、マニューバの判定前に『発狂』した場合、同マニューバの判定処理に影響するの? 具体的には『嫌悪』とかの場合ね」
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「うう……ひっく、影響はしません」(おどおど)
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「はぁ? なんで? 発狂したら即効果出るんじゃないの?」
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「絡みすぎだよ。ボクが代わる」
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「ごめんな、さい……」
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(舌打ち)
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「……マニューバが宣言されて解決が完了するまでの間に『発狂』状態になった場合、『発狂によるペナルティ』はラピッドやダメージ・ジャッジタイミングの宣言元となった各マニューバ、および、それらすべての大元となったアクションタイミングのマニューバの解決が完了されるまで、適用されないものとするそうだよ」
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「この質問への裁定ってこと? ルールにはないわよね?」
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「そうなるね。ラピッドタイミングなどの積み重ねにおける時間順がわかりにくくなるし、本来の処理におかしな効果が入り込むと処理が面倒だろう」
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「そーね、否定はしないわよ(ペッ)」
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「それらのマニューバ全てが解決されたら、以降に宣言されたマニューバから発狂の効果を適用し始めてもらう」
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「……【せぼね】でコスト0まで下げて、【鉄球鎖】で攻撃。狂気点を使って判定し、『嫌悪』で発狂したとするわね」(ぶぉん)
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「……ああ」
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「これで大失敗しても、鉄球が飛んでいく対象は、『嫌悪』の対象じゃない。私が選んでいい」
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「そうだね」
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「コスト0だったから、発狂したまま同じカウントでさらに【鉄球鎖】を使用。これで大失敗したら『嫌悪』の対象に……」(ぶぉん)
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「ひっ!」
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「【死の手】」(【アンデッドガン】突きつけ)
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「……アンタを殴ると思わなかったの?」(静止)
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「ま、キミとは姉妹なんだ。付き合いもそこのお姫様より長い。信じているよ」
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「…………っ」
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(ど、どうしましょう。まだ途中なのに、すごく居づらいですわ)
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「う……ううっ、うぐ、うう」(嗚咽)
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「あ、あの〜(汗)」
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「ああ、横道にそれてしまったね。次の質問はボクがしよう。攻撃判定で大失敗した際の『攻撃対象エリアの味方か攻撃者自身』とは、攻撃対象エリアに味方も攻撃者もいなければただの失敗ということかな?」
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「ひっくひっく……」
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「(うわぁ)い、いえっ、攻撃者は「攻撃対象エリア」にいなくても大失敗の効果を受けますわっ」
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「どうしてだい? 攻撃対象エリアの、味方か攻撃者自身、だろう?」
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「あ、いやっ、違うんですっ、読みにくくて申し訳ないんですけど、それは『攻撃対象エリアの味方か、攻撃者自身』という意図の文ですのっ」
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「わかりにくい文は何とかした方がいいね」
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「ひゃ、ひゃいっ、すみませんっ」(びくっ)
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「怯えることないじゃないか。ボクは彼女みたいに殴ったりしないよ?」(なでなで)
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「そ、そうです、わね。あはは」(棒)
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「ともあれ、武器の射程に関わらず、大失敗によるダメージの対象として攻撃者自身を意図的に選ぶことができるわけだ」
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「ですですっ(汗)」
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「ただし、味方および攻撃者自身が攻撃対象エリアに居ない条件では、必ず攻撃者自身に大失敗の効果を適用しなければいけない、と」
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「そうなりますぅ」
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「うぐ、えっぐ……」
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(おうちにかえりたい……)
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「続いて、描写関係についての質問だね。自身の攻撃判定のジャッジタイミングで【うで】や【あし】を使用してもいいのかな?」
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「っく、ぅ……」
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「……は、はい。もちろんです、使用してかまいません」
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「おや、自分で自分に? どんな体勢を取るのかちょっと想像できないんだが」
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「いえ、例えば自身の姿勢などを固定して攻撃をより確実なものとしたり、とっさに姿勢を崩して命中箇所を敢えてずらしたり、いろいろできますわっ」
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「命中箇所をずらしたいとは?」
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「NCにはお勧めしませんけど、ドールがサヴァントに攻撃した時にはありえますよっ。頭より腕に当てたいとか、胴より既になくなって任意指定できる脚に当てたいとか」
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「なるほどね。確かに頭や腕に当たりさえすればいい、というものではないだろうね」
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「ええ。そういったわけで、自身に妨害することも、選択肢として知っておくと得することがありますわ」
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「うう……ひぐ……」
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「……あ、あの、ちょっと花を摘んで参りますわっ!」
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「えっ? まだ途中だよ?」
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「いろいろ限界ですのっ!」(だっしゅ)
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「よわったなぁ。そろそろ機嫌なおった? 続き頼んでいい?」(なでなで)
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「あ……ぅ……わ、わかったわよぉ。うう、ある箇所に取り付けた『防御』効果のあるパーツは、その箇所に受けたダメージしか『防御』できないの?」
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「しっかりしなよ。簡単な質問にしてくれてありがたいけれどね」(ぎゅっ)
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「は、早く答えなさいよ……」
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「うん。特に明記されていない限り、どの箇所のダメージでも『防御』できるよ」(すりすり)
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「で、でも取り付けてるのは『胴』とか『腕』じゃないっ」
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「そうだね。まあルール上と描写には開きがでるものだよ」
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「い、いや、そうじゃないでしょ。演出とかはホントに全然ダメね……主な配置箇所がどこでも、実際にはほぼ全身がその特徴を帯びてるかもしれないでしょ。【サイボーグ】や【うろこ】はまさにそうよね」
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(元気になってきたみたいだな)
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「そ、それに、とっさに丈夫な箇所を盾にしてカバーしたりもするはずよ。【合金トランク】なんかそうでしょっ」
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「うーん、こういうのはどうもボクは苦手で」
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「少しは発想の転換しなさいよ……演出や描写が命なんだからっ」(むにーっ)
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「ちょっとちょっと、痛いよ、つねらないでほしいな」
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「さんざん偉そうに言って、この程度も答えられないからでしょ」
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「むぅ。それならボクからも仕返しだ」(ちゅっ)
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「な、何するのよっ! ば、バカ! バカ! バッカじゃないの!?」
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「元気になったみたいで何よりさ。じゃあ次に行こう」
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「うう、つい飛び出してしまいましたけど。そろそろ戻って大丈夫でしょうか……」
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「ぐ……あのサヴァント遅いわね。いいわよ。進めましょ。切断判定に「支援」や「妨害」、あと狂気点で振りなおしたりってできるの?」
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「あー。これはわかりにくいよね」
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「そうねぇ。前もちらっと言ったけど、できるのよね?」
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「戦闘中の、狂気判定でも対話判定でもない判定、だからね。ちなみに逃走判定でも、支援や妨害、狂気点での振りなおしはできるよ」
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「調べても切断判定は判定方法自体書いてないのよねぇ。判定方法は普通に10面サイコロ振って、6以上出ると成功」
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「もっとも、大失敗や大成功での影響は何もないから、そのあたりが他とは違うね」
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「ドールにとっては重要な判定なのにねぇ。いきなりオチムシャに腕を切断されたりしたら、私なんかそのまま役立たずだわ」
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「NC側はサヴァントしか判定しないからね。少し軽く見てしまうのかもしれないな」
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「ともあれ、このあたりは『箱庭の物語』P21の表を見てもらえるとわかりやすいかもしれないわね」
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「ふふ、くっついたままでも、自然に話せるようになったね」(なでなで)
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「い、意識させないでよっ!」(すりすり)
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(うーん、まさに捨て猫だな〜、よしよし)
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「(こそこそ)ただいま戻りましたわ〜……って、何してるんですの!?」
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「うん、いいタイミングだ。ちょうど次の質問だよ。『完全解体』されても、スキルは使用できるのかな?」
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「えっ? ええっ? いえっ、それは使えませんわよっ」
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「えー。スキルはパーツがなくても使えるんじゃないの?」(すりすり)
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「い、いえっ、ルールブック107ページ〈ダメージ〉の末尾にある通り、戦闘中に『完全解体』されたドールは何もできない状態になりますっ。スキルも例外じゃありませんっ。というか、オートマトンさんキャラ変わりすぎです!」(あたふた)
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「何もできないってのは、あらゆるマニューバが使えなくなるってことかな?」(手招き)
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「ふゃ? え、えとー。そうですね、効果欄に特記されていない限り、あらゆるマニューバは使用できません〜」(ふらふら)
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「ってことは、今後そういうの追加されることもあるってこと?」(むぎゅっ)
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「その可能性もあります〜……ふぁぁ」(すりすり)
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「うん、二人ともいい子だね」
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(悔しいけど、コイツいい匂いしてるのよねぇ)
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(えーとえーと、なんだかよくわかんないけど仲良くする方がいいですよねっ)
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「同じ方向性で続きがあるよ。全員が『完全解体』か『精神崩壊』にならない限り、セッションは強制終了にはならないのかな?」
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「あ、はい。それ以外でゲームがセッション中に終了することは……NCやPLの都合以外ではないはずです〜」(はむはむ)
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「ほらほら、ボクの服に悪戯しないでちゃんと答えてよ」
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「えと、同じく、特定のドールが途中で脱落することもありませんわ。姉妹の一部が『完全解体』『精神崩壊』に陥っても、セッションは続けることができます」
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「ああ、戦闘後の『たからものによる狂気点減少』『戦闘後のパーツ修復』『寵愛点の使用』なんかで持ち直せるってこと?」
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「はい〜。『精神崩壊』なら、エンドパートでの対話判定もありますしね」
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「発狂の効果もあるから一概には言えないだろうけど、『精神崩壊』ならそこまで恐れる状況でもない、ってことかな」
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「ええ♪ ですけど、全員が『完全解体』か『精神崩壊』に陥ってしまったら、セッションはその場で終了ですわ。気をつけてくださいね?」(なでなで)
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「うぇっ? ちょっ、なっ!?」(じたばた)
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「ふふ♪」(なでなで)
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「ふむ。戦闘後に修復や回復のアテがあってもダメなのかい? 例えば、寵愛点を余分に残していたなら、セッションがそこで終わってもパーツを修復したり、狂気点を減らせるんじゃないかな?」
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「そうそう、NCが使う別のドールや、サヴァント、ネクロマンサー自身が話しかけて、対話判定させてくれるとかー」
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「いいえ、それについてはルールブック111ページにもある通りですわ。ネクロマンサーにとって、『完全解体』や『精神崩壊』したドールはもう『寵愛』の対象ではありませんもの」
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「はぁ……結局、『寵愛』での成長自体がネクロマンサーの掌の上ってことかー」
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「その上で、予想を覆す結果を期待されてるんだろうさ。がんばるとしよう」
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「なお、NCが明確な伏線や思惑を持ってドールを『完全解体』や『精神崩壊』から復活させるのは自由ですわ! 各ネクロマンサーによっていろいろ目論見はあるでしょうから〜」
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「結局、目論見によるのねぇ」(くってり)
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「そんなネクロマンサーの傲慢にこそ、ボクらの勝機もあるんだよ」(なでなで)
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「そろそろ、私から行こっか……『戦闘後の修復』で余ったパーツは予備として持ち歩けるの?」
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「あ、それは前からよく聞かれますね〜。ダメですよー、持ち歩けませんっ」
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「よく聞かれるなら、さっさと答えときなさいよっ」(さわさわ)
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「ひゃんっ♪ くすぐらないでください〜」
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「すっかり仲良くなったなぁ。でも、パーツを修復に使ってるのに、どうして余りは使えないのさ。やっぱりバランスの問題かな?」
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「いえ、それもネクロマンサーの思惑が考えられますっ」
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「何? 修復に使えるのはネクロマンサーが許可したものだけってこと? ちょっとご都合すぎない?」(つんつん)
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「ひゃう♪ やっ、そうじゃなくて修復に使えるのは解体直後のパーツか、適切に保存されているとNCが認めたパーツのみってことですよっ」
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「ん? すると、アンデッドの肉体を構成する粘菌群は短時間で壊死したりするわけかな」
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「はい。コミュニティを分断された粘菌群は、冬眠状態になってしまいます。よって、ネクロマンシー技術のないドールには、移植パーツとしての利用はできないのですわ!」
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「ふーん」(ピクッ)
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「ミュータント生物の場合も、ナノマシンなどの効果で死後は急速な自己崩壊による壊死が始まります。移植に適した時間はわずかですわっ! もちろん、ネクロマンシー技術があれば、ナノマシンの制御も可能ですけれど!」
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(あー、短い平和もそろそろ終わりそうだね)
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「とはいえ、サヴァントの中でも、ネクロマンシー技術を会得している私くらいしか、そんなパーツを利用することなんてできませんけどね! 私のように選ばれた存在こそ、この世界で……」
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「てやっ」(げし)
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「きゃん!」
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「まあ、今のは仕方ないね(苦笑)」
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「あううう、せっかく仲良くなったのにぃ」
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「アンタはいちいち、調子に乗りすぎなのよ!」
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「ともあれ、『戦闘後の修復』で完全に修復を終えても残ったパーツについては、次回に持ち越されたりせず、失われてしまうということだね」
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「あー、もう。ちょっとでもかわいいとか思った私がバカだったわ! ほら、アンタが表紙のサプリメントについてよ! 『箱庭の物語』P79の追加手駒『リッパー』のパーツ【過剰筋肉】は、【はらわた】として扱われるの?」
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「え? もちろん【はらわた】扱いですよ。名前が違うだけですわ」
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「ええっと。うん、同じくP103の手駒管理シートでは、【はらわた】扱いとされているね」
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「ですわよね! ほら、問題ありませんわ! ちゃんとチェックしましたもの」
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「あのねぇ。リッパーって【狂戦士】持ちでしょーが。私の【無茶】と同じ効果の」
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「ふぇ? あ、はい」
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「あー、そうだね。これはちょっと困るな」
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「え? え?」
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「だーっ! 基本パーツをコストにして、判定振りなおせるんでしょ? そんなやつのデータで、基本パーツってすぐわからなくしてどうするの!」
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「うん、ちょっと不親切だね」
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「あ、あぅ、だって、その、スペース的に」
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「アンタねー。そのへん少しは考えなさいよ!」
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「はい……ごめんなさいです」
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「さて、質問はこのくらいかな。続いては今回数は少ないけど、エラッタだ」
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「久しぶりに質問、多かったですね……」
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「アンタが溜め込むからでしょーが」
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「とりあえず、最初のエラッタはこれだね。なかなか大きいよ」
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●P67 ホリックのスキル【衝動】のデータ
誤:
スキル【衝動】
T:ラピッド C:効果参照 R:自身
効果:コストとして、あなたは任意の未練に狂気点1点を加える。対象マニューバのコストを0とする。
正:
スキル【衝動】
T:オート C:効果参照 R:自身
効果:1ターンに1回、自身が使用するマニューバの宣言時、通常のコストを支払う代わりに、任意の未練に狂気点1点を加えることでコストとしてもよい。
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●P68 オートマトンのスキル【援護】のデータ
誤:
スキル【援護】
T:ラピッド C:1 R:0〜1
効果:自身以外の対象が使う「アクション」マニューバのコストを0にしてよい。
正:
スキル【援護】
T:オート C:効果参照 R:0〜1
効果:1ターンに1回、射程内の他の姉妹が「アクション」マニューバを宣言した際、合意の上で自身の現在行動値を1減らす代わり、宣言されたマニューバのコストを0としてよい。
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「ん? どっちもタイミングがオートになったのね。どういうこと?」
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「ううっ、その、よくわからないですけど、タイミング的にダメみたいで」
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「ちょっ、よくわからないわけないでしょ! 誰がこのエラッタ出してるのよ!」
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「だ、だってバルキリーさんがっ」
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「うーん、つまり、宣言した時点でコストを支払っているのに、ラピッドで割り込んで、後からコスト0にしても無意味ということだろうね」
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「あー。そういえばそうね、ラピッドじゃ処理は先になるけど、コストの支払いは宣言した時点で済んでるのよね?」
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「うん。だから、コストを払って宣言したマニューバに割り込んでも、そのコストを増減させることはできないんだ」
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「【せぼね】や【先読み】みたいには行かないわけね」
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(うう、何言ってるのか、ちんぷんかんぷんですわ……)
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「オートとして、回数制限こそあるものの、いつでも使えるものとしたわけだ」
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「でも『1ターンに1回』って以上、バトルパートでしか使えないんでしょけどね」
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「他ではコストというもの自体、基本的に支払わないだろう」
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「なるほどっ、そういうことでしたのね」(棒)
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(わかってないんだろうなぁ)
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●P89 1レベル改造パーツ【リミッター】のデータ
誤:
任意【リミッター】
T:ダメージ C:なし R:自身
効果:このパーツが損傷した際のみ使用可。最大行動値+2。
正:
任意【リミッター】
T:オート C:なし R:自身
効果:このパーツがバトルパート中に損傷した時、宣言することで最大行動値に+2してもよい。バトルパート終了までこの効果は続き、効果中はこのパーツを修復できない。
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「さて、次のエラッタだけど……やーっと解決したのねぇ」
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「長かったねぇ」
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「とりあえず基本的には私に取り付けられてたのが正しかったわけね!」
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「はい。タイミングがオートに変更されましたわ! 修復して何度も破壊し、行動値を上げるという問題も、単純に修復できないものとして処理されました!」
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「これ考えたのアンタじゃなくて、バルキリーでしょーに」
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「うぐ、そ、そーですけど……」
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「まあ、オートタイミングになったことで、損傷から効果発生のタイミングが微妙におかしかった点は改善されたね。破壊したままにして、ずっと最大行動値+2、なんてこともできなくなったし」
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「ああ、そういう方法もあったのねぇ。使っとけばよかったわ」
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「やめてくださいぃ」
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「ま、この修正は今回の目玉だね。残りの修正もこの調子で進めて欲しいものだけど」
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「ですけど、これでモンスターやバルキリーさんといった手駒、一部のシナリオのボスの方など、いろいろ修正入ってしまいますので……すみませんです」
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「ホントに最近、決着ついたのね。『箱庭の物語』の手駒管理シートでも、この修正は全然入ってないし」
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「うう、そうなんです。ごめんなさいっ」(ぺこぺこ)
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「あー。うん、次にひきずらないよう、早く他も修正していこう」
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●P150
誤:各ドールは「たからもの」の数だけ、「たからものへの依存」から狂気を減らしてください。
正:各ドールは「たからもの」の数だけ、任意の未練から狂気点を減らしてください。
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●『箱庭の物語』P31 右列2番目のQ、1行目
誤:オートマトンのスキル【随行】
正:ジャンクのスキル【随行】
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●『箱庭の物語』P70 右段下のペーパーコマ、底の分類アイコン
このペーパーコマは「サヴァント」であり、「ホラー」ではない
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●『箱庭の物語』P78 「ヒルコ」のパーツ【埋込フック】のデータ
誤:《アクション/3/0〜1》
正:《アクション/2/0》
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「そして、後はこれらが細かい修正エラッタです……」
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「まあ細かいものだし、考察するような内容じゃあないけど……そっれにしても、『箱庭の物語』でさっそくいろいろ見つかったわねぇ」
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「あぅ……それはまあ、その」
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「むしろ、『箱庭の物語』P31が一番問題だろうね。こう書いてある分には単なる細かいミスみたいだけど、発表しているFAQ全体のミスじゃないか」
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「はぁ? そーなの!?」
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「はい……実はそうなんですぅ」
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「そうなんですぅ〜、じゃないでしょうがっ!」(べし)
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「あぅっ」
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「まったくチェックについては何度も重ねていたつもりだけど、漏れるところは漏れるものだね」
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「ヒルコのデータの問題も困るわねぇ。手駒管理シートの方は合ってるみたいだけど」
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「はいぃ……すみません」
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「さて、ここまでやって、今回どれだけ課題が減ったかというと……前回比でこんなところか」
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【衝動】【援護】の問題(解決)
【災渦】の問題
【無限解体】の問題
【背徳の悦び】の問題
【 バンカー】の問題
【ゾンビボム】の問題
【リミッター】の問題(解決)
【キャンサー】【ガントレット】の問題
ダメージタイミングの問題
全体攻撃の問題
ダメージ付属効果発生のタイミング
「同時攻撃」が起こす問題
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「まだまだ手ごわいのが残ってるじゃない」
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「まったくだね」
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「バルキリーさんにはがんばっていただかないと……」
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「アンタがちゃんとしなきゃダメでしょーがっ!」(げしっ!)
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「あぅぅぅ」
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(今回、かなり仲良くなっていたんだけどなぁ)
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「とにかくー! 次回にはきっちり数減らしてきなさいよっ!」
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「は、はいー」
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「今回は、細かな質問への応対が主だったからね。根本的な未解決はまだ多いよ」
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「ご、ごめんなさいです」
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「ともあれ、ボクの方でも、バルキリーと話を進めておくよ」
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「よろしくお願いしますっ」(ぺこっ)
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「うん。じゃあボクは今日はここで」
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「お疲れ様ですわ〜」(ひらひら)
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(とりあえず二人にしてみようか)
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「って、あれっ!? えっ?」
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「どうなさいましたの?」(ひらひら)
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「どうもこうもないってーの! ってか、アンタいつまで手ぇ振ってんのよ?」
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「いえ、だって……」
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「てか、なんで今日はアンタと二人になってるのよ!」
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「うっ、だ、だって、コートさん今日は忙しいそうですし……」
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「そ、そういう問題じゃないでしょ!」
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「あぅ、落ち着いてくださいぃ」(ぴとっ)
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「う……く、くっつかないでよ」
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「えっと、でもコートさんはこうしてると落ち着くって言ってましたよっ」(すりすり)
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(う、いいにおい……他のみんなよりやわらかくてかわいいし……)
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「今日は仲良くなれてよかったです♪」
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「う。まあ。それは、その、別に、私だって、いつも、怒ってる、わけじゃ」
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「えと、落ち着かないです?」(なでなで)
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(落ち着けるかーっ! 【しんぞう】がなくてよかったわよ!)
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「コートさんがよくするみたいにした方がいいでしょうか?」
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「あ、あのね。さっきのは、あくまで、三人、だから、じゃれてた、わけで」
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「そんなに緊張しちゃダメですよ」(さわさわ)
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(は? え?)
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「なんだか今日は、オートマトンさん、かわいいですね♪」(ちゅっ)
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(ええええええ!?)
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「あは♪ コートさんよりあったかいです……」(ぎゅっ)
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(ワタシ ド-ナッチャウノー)
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