『永い後日談のネクロニカ』FAQ(Ver.1.0.1→1.0.2 差分版 2011/10/08) <設定・演出について> Q:ステーシーのスキル【庇う】では、使用者と庇われた側、 両方が防御マニューバを使用できるとのことだが、状況として不自然ではないか? A:二人がかりでその攻撃を受け止め、ダメージを分散させたものと考えてください。  二人で攻撃を何とか軽減しつつ、一人が盾になって攻撃を受け止めた状態です。 <各マニューバについて> Q:オートマトンのスキル【随行】やソロリティのスキル【号令】などの効果にある 「姉妹」には同じネクロマンサーに作られたサヴァントも含まれますか? A:いいえ。含まれません。  姉妹とは、あくまでドールたちのグループのみを指します(P10用語説明《姉妹》参照)。  例外的に、行動を共することとなった元サヴァントや、他のネクロマンサーの手によるドールなども含まれるでしょう。  ただし、敵として登場したサヴァント(ドールという設定でも)や正体不明の存在は「姉妹」ではありません。 Q:コートのスキル【先読み】は同一対象に重複して使用可能か? A:はい、使用可能です。  同一対象に【先読み】を2回使用した場合、対象が次に使う 「アクション」マニューバのコストは−2されます。 Q:「精神攻撃」に対して、ステーシーのスキル【庇う】は可能か? A:いいえ。ダメージタイミングが発生しないため、不可です。  「精神攻撃」による狂気点の発生はダメージとして扱われません。P128の「精神攻撃」の説明を参照ください。 Q:アドベンチャーパートで損傷した場合、ステーシーのスキル【死に続け】やゴシックのスキル【肉の宴】などは使用できるか? A:いいえ。使用できません。  『オート』タイミングを除くあらゆるマニューバは、バトルパート以外ではゲーム上の効果を持ちません。 Q:ゴシックのスキル【悪食】、タナトスのスキル【必中】はレギオンやホラーには特に効果がないのか? A:はい。特に効果はありません。  部位の区別がある、ドール・サヴァントに対してのみ効果を発揮します。 Q:基本パーツ【せぼね】を複数カウントかけてコスト軽減を増やした場合、その軽減は分配できるのか? A:はい。分配できます。  たとえば3カウントかけて−3にした場合、同カウントで使用するマニューバ「−2」「−1」などと割り振って軽減することが可能です。 Q:1レベル改造パーツ【ジェットノズル】など、いくつかのマニューバ効果欄にある「重複不可」は、2レベル改造パーツ【スパイク】など同種の効果は一切不可という意味か? A:いいえ。特に断りがない限り、そのマニューバの効果のみです。  【ジェットノズル】の場合は1ターンに何度でも使用可能であり、かつ、損傷する基本パーツは使用ごとに別々のものを選択できます。  ここでの「重複不可」は、1回の攻撃に対し【ジェットノズル】で重複してダメージ修正はできない、という意味です。 <ルールについて> Q:「記憶のカケラ」表のそれぞれに付属する文章は、どの程度ドールの実際の過去に反映しなければならないか? A:基本的には、文章をそのまま適用します。  ただし、PLとNCいずれかが提案し、両者が合意しているなら、文意をある程度変えたとしてもかまいません。互いに了解なく、内容を大幅に変えることのないよう、注意してください。  また、文章に含まれていない部分については、NCが詳細を自由に決定してかまいません。PLも希望する方針があれば、NCに提案してかまいません。 Q:戦闘中の対話判定で『たからものへの依存』の狂気点は減らせるか? A:いいえ。対話判定では減らせません。  【きもちいいくすり】のように、判定に関係なく狂気点を減少させることのできるマニューバを使用しなければ減少しません。 Q:ドールが転倒効果のある攻撃で大失敗し、ドール自身(または他のドール)に命中した場合、攻撃を受けたドールの行動値は−2されるか? A:はい。ドールも転倒します。  NCが手駒に「転倒」効果のあるマニューバを持たせることは禁止されていますが、ドール自身は「転倒」に対して耐性を持っていません。 Q:命中した箇所に残っているパーツより、受けたダメージの方が多い場合、余ったダメージは攻撃側の任意の箇所に入るのか? A:いいえ。  「爆発」などがなければ、たとえ余剰のダメージが出たとしても、他の箇所にダメージが及ぶことはありません。 <ネクロマンサーについて> Q:NCがシナリオにあわせた特殊な「記憶のカケラ」(記憶のカケラ表にないもの)を作ることは、推奨されているのか? A:はい。推奨されています。  NCごとに独自の記憶のカケラを、自身のシナリオに合わせて自由に設定してください。 Q:手駒が変異1レベルパーツ【うじむし】、同2レベルパーツ【けもみみ】のように戦闘時と戦闘時以外の両方で効果を発揮するパーツを獲得した場合、戦闘時の効果のみになるのか? A:はい。  戦闘時以外の効果は、発揮されません。 Q:手駒専用パーツ【第二形態】の効果で現れる手駒に、さらに【第二形態】を持たせて第三形態を演出する際、合計悪意はどうなるのか? A:【第二形態】は追加の敵を半分の悪意で登場させるマニューバです。最初の形態における【第二形態】は、三番目の形態の悪意計算に影響しません。  たとえば、最初の形態で悪意10、次に悪意20、次に悪意40とすれば[10+(20÷2)+(40÷2)=40]となります。 Q:手駒専用バーツ【肉漁り虫】【死者覚醒】【死者暴走】など「増援」の効果において、同じ悪意点の異なる手駒を配置させてもよいか? A:いいえ。異なる手駒を登場させることはできません。  たとえば【死者暴走】を使用した際、グールの代わりにハウンドを配置することはできません。  ただし、シナリオ作成時においてNCが、ハウンドを配置するオリジナルのパーツを設定し、作成しておくことは禁止しません(これは他のパーツをアレンジする際も同様です)。  NCがプレイ中の状況に応じ、登場させる手駒を恣意的に変更できてしまうような設定は、不可とします。 <その他、現在審議中のこと> ●『たからもの』を損傷・喪失した状態は損傷状態(ダメージ状態)なのか ●NCはバトルパートに敵データをどの程度PLに教えてよいのか? ●【衝動】【援護】の効果はおかしくないか? ●【リミッター】【ゾンビボム】などのタイミングはおかしくないか? ●マニューバ使用の宣言とコスト支払い、宣言取り消しについて ●【号令】【無限解体】の効果はタイミングと食い違わないか? ●ダメージタイミングとその射程内容はおかしくないか? ●全体攻撃について、大失敗の発動などおかしな点がある ●『保護』と『憧憬』で発狂が起きた際の相互効果について ●【無茶】【ジェットノズル】のコスト支払いにダメージタイミングは発生するか? ●【死の舞踏】や狂気点による振りなおしはどのタイミングなのか? ●【ガントレット】【キャンサー】の効果における問題点 ●【けもあし】【長い脚】による移動宣言は距離か、対象エリアか?